私たちの生活は今、大きく乱れつつあります。 そして、それがきっかけとなって様々な疾患や病気を 引き起こしてしまうと考えられているのです。
その最大の要因として挙げられるのが「食事」でしょう。 近年の食文化は徐々に欧米のようなスタイルに変わりつつあります。 その結果として、血中のコレステロール値が上がってしまったり、 中性脂肪値が上がることによって健康に大きな被害が生まれるのです。
そこで活躍するのが健康食品ですが、 その代表的な例として挙げられるのが「青汁」です。
血中のコレステロール値や中性脂肪値を下げることが出来るうえに、 抗酸化作用による活性酸素の抑制などによって癌を防ぎ、老化をストップさせます。
この他にも様々な疾患に効果を発揮することが期待されているほか、 美容などへの効果も期待されているのです。
そんな青汁が生まれたのは、今から数十年も昔のことです。 戦後まもなくの頃の日本には食糧が圧倒的に不足していました。 今とは全く逆の理由から健康を損なう人が多い傾向にあったのです。
そんななかでお腹を少しでも膨らませたいという理由から、 普段は捨ててしまう大根の葉の部分などから 汁を絞って栄養ドリンクにしたのが始まりと言われています。
ちなみに、これを初めて行ったのは「遠藤仁郎博士」だと言われています。 上記の理由から青汁を作りはじめたのですが、最初は家族の為だったと言います。 それが次第に健康への有用性を見出したことから周囲の人たちに広がっていきます。
そこで、原材料についても再度、検討が行われました。 そして使われるようになったのが「ケール」という植物です。 この野菜は栄養価の高さと生産性が高いというのが特徴です。
ここでは、この野菜について詳細を解説します。
これは、いったいどんな野菜なのでしょうか? 最大の特徴としては、下記の3点が挙げられます。
○栄養価がとにかく高いということ ○味にはクセがあり、苦い・・・ ○生産性が高く、原材料としてはもっともポピュラー
特に栄養価については、非常に大きな注目を集めるところです。 別名では緑黄色野菜の王様と呼ばれるほどで、日本よりもヨーロッパで知名度がありますが、 その成分は世界中で高く評価されています。
ちなみに、ヨーロッパでは食材として一般家庭でも食べられます。 苦さをフォローするために、加熱してから食すのが一般的ですが、 日本でいうところのキャベツのような使い方がされます。
ちなみに、キャベツなどの原種という点もチェックポイントですね。 ブロッコリーの原種でもあります。
具体的には、ロールキャベツやスープに入れて食べるのがメジャーです。
味については「まずい!もう一杯」の一言が象徴するように強烈な苦味があり、 美味しいと感じる人は少数派かもしれません。
そのため、味を直に感じる冷凍タイプの製品や粉末タイプの製品はオススメできません。 もちろん、味覚には人それぞれ個人差があるので、一概に判断することはできません。 しかし、誰でも間違いなく飲める手段として挙げられるのは「錠剤タイプ」です。 その手軽さと栄養価をギュッと凝縮できるというメリットから、 現在では、非常に大きな人気があり、支持されています。
サプリメントタイプとも表現しますが、この手の商品で特に人気が高いのが、 「ステラの贅沢青汁」です。
この製品の大きな特徴として挙げられるのが、栄養価の高さです。
ケールの他にもクロレラと長命草が配合されており、 バランス良く、かつ豊富に栄養がつまっています。 日常生活では不足してしまいがちな成分を含み、有用性は非常に高いといえるでしょう。
・βカロテン
この成分は体内でビタミンAに変換されることで知られています。 抗酸化作用を持っており、美容にも健康にも必要不可欠と言われています。
欧米的な食生活からは摂取するのが難しい栄養であり、 水に溶けないという性質をもっています。 テルぺノイドと呼ばれる天然物化合物のひとつです。
ビタミンAは欠乏してしまうと、夜盲症や眼炎などの症状を引き起こすため、 眼球と密接に関係していると考えられています。
また、成長不良を引き起こしてしまうことから、 成長期や幼少期には積極的に摂取したいところです。
しかし、過剰摂取すると疲労感を引き起こしてしまうので注意が必要。 ただし基本的には製品のパッケージ通りに使用していれば問題はありません。
・ルテイン
ルテインはカロテノイドのひとつといわれています。 ちなみに、カルテノイドは既に600種以上にわたる種類があることがわかっています。 そのなかでも健康に非常に高い割合で寄与すると言われています。
効能としては、炎症を抑制するという働きが代表的です。 また、白内障を予防することや、アンチエイジングに役立つ抗酸化作用を持っている ということでも知られています。
そのことから、美白作用があることも魅力のひとつとして挙げられます。
この他にも様々な栄養が含まれています。 製品選びの基準としても頭にいれておくと役立つ知識です。