そもそもケールはどんな植物なのでしょうか? 普段はあまり聞きなれない名前ですが、ここでは私がその正体を解き明かしたいと思います。
これははじめて青汁の原材料となった野菜であり、 今でも、もっともポピュラーな原料として使用されているようです。 アブラナ科に属している植物であり、和名は羽衣甘藍(はごろもかんらん)です。
日本では余り知られていませんが、
ヨーロッパなどでは料理にも用います。
別名では葉キャベツとも呼ばれていることからもわかるとおり、
キャベツやブロッコリーの原種となった植物でもあるそうです。
品種もいくつかあり、原材料として使われるのは
「ツリーケール」というものが主流です。
また、紀元前から存在するという長い歴史も持っています。 日本に伝えられたのは意外に最近のことで、1700年代のはじめの頃だそうです。
戦後まもなくの頃に青汁の開発者である遠藤仁郎氏に着目されて、 その栄養価の高さや生産性の高さから原材料として活用されはじめたという経緯があります。
ちなみに、その豊富な栄養から「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれているようです。
そんな栄養価における長所が際立つ反面、味や香りは好き嫌いが分かれます。 独特の香りにくわえて、苦味が強いという性質があります。
以上のような素晴らしい働きをする栄養素を豊富に含んでいるという点から、 私はケールが大好きで、今ではお気に入りの原材料です。
一昔前までの青汁は殆どの製品がケールを使っていました。 そして、その苦さや独特の風味からTVでは罰ゲームなどにも使われていたのです。
今では、その頃のものと比較すると、圧倒的に美味しい原料がたくさん登場しています。 そんななかでも、やはりケールの栄養価は特に秀でています。
しかし、実は私自身も味や風味はどちらかと言うと苦手な方です。 そのため、数年前には継続的な摂取がほとんど出来ずに挫折した経験があります。
では、なぜ今になって一番のお気に入りになったのか・・・? その秘密は製品のタイプにあります。
味はまずいけど、その栄養価を十分に活用したい!
というのが私のワガママな理想だったのですが、
それを実現させたのが「錠剤タイプ」です。
味を感じずに済むうえに、どんなに忙しくても手間にならない・・・ まさにケール青汁と相性抜群なのです。