現代の日本では、嗜好性の高い欧米食文化の流入と流行から
野菜不足が深刻な問題となっています。
野菜摂取を意識しない生活を続けていると、美容や健康だけでなく精神まで
さまざまな不調がを起こしやすくなります。
生活習慣病にかかる人や死亡する人が増えていることや、
うつ病や不眠症などの精神疾患患者が増えていることも
無関係と言い切ることはできません。
そんな中、日々のライフスタイルや食生活を完全に変えることは難しいけれども
健康維持や美容維持、病気予防はしっかり行いたいという「健康志向」の方が増えています。
一日に必要とされている野菜の量は350gという事をご存知でしょうか?
350gというとイメージが湧きにくいかもしれないのですが、
目の前に350gの野菜を出されると、ちょっとびっくりするかもしれません。
手間や費用を考えると、毎日これだけの量を摂取するのは大変・・・
と思う方も少なくないでしょう。
そんな中、簡単で便利に野菜の栄養を補給できる
と人気を集めているのが青汁です。
今では子供から若い男女、中高年まで幅広く愛用されています。
青汁は、幅広い愛用者それぞれのニーズをくみ取りながら改良が続けられ
現在では商品の形態も多様化しています。
良く見かけるものが、「粉末」「液体」「サプリメント」の三種類です。
これから青汁選びをする方にとっては、一体どのタイプに
どのようなメリット・デメリットがあるのか気になるところではないでしょうか?
●粉末●
最近増えているのがパウダータイプの商品です。
フリーズドライ製法などのメーカーそれぞれの方法で
細かい粉末状にします。
一回づつ小分けにされており、コンパクトで大変軽量なので
どこにでも手軽に持ち歩けます。
水やそのほかの飲料に溶かして飲むタイプです。
繊維による粉っぽさが気になる方もいます。
料理やデザートへのアレンジもしやすいので
高い人気を誇っています。
基本的に含有栄養素は高いのですが、
加熱製法の場合は損なわれている成分もあるので注意しましょう。
●液体●
昔ながらの冷凍液体タイプは、なんといっても鮮度が抜群です。
ストレートな野菜の風味が好きな人にもってこいです。
栄養価の含有量も高く、のど越しも抜群です。
加熱解凍することはできないため、飲むまでに時間が掛かることや、
保存場所を摂ることがデメリットです。
最近では、濃縮液体タイプという後から水を加える
コンパクトなタイプも出ています。
●サプリメント●
サプリメントは野菜嫌いの方でも飲むことが出来ます。
錠剤ですので味もしませんし、
野菜の栄養素もギュッと凝縮されています。
とても手軽なので、人気が高まっています。