腎臓は私たち人間にとって必要不可欠な器官のひとつです。 その働きは多岐にわたりますが、大きく分けると下記の様になります。
○尿に関係する機能 ○内分泌による血圧などの調整
一般的には尿を排出する機能が知られていますが、 具体的にはどういったメカニズムになっているのでしょうか?
腎臓はその器官内で原尿とよばれる「おしっこの元」のようなものを作り出します。 これは身体中から血液を通して生成されたものですが、 このなかにはまだいくらかの栄養が残っているのです。
一日に200リットルもの原尿が腎臓によってつくられるわけですが、 そのうち尿になるのはわずか1.5リットルほどです。 他の198リットルあまりは再び身体に吸収されていきます。
つまり、腎臓は栄養のリサイクルを行っているのです。
また、内分泌についてはメカニズムが難しいので詳細は省略しますが、 身体にとっては必要不可欠であることに違いはありません。
そのため、腎臓の機能を高めることで健康を手に入れることが出来ます。 それに大きな役割を果たすのが「青汁」だと言われています。
青汁は、その非常に高い栄養価で身体の不調な部分を正常な状態に戻します。 例えば、ビタミン類については多岐にわたる成分が含まれており、 強力な抗酸化作用を持っていることで有名な「ビタミンACE(エース)」や、 ビタミンB類なども豊富に含んでいます。 妊娠中や授乳中の女性にとって必要不可欠な葉酸という成分もしっかりと詰まっています。
またミネラルについても豊富に含まれています。 亜鉛やカルシウム、カリウムなどの必須栄養素が十分に含まれているため、 不足しがちなものも十分に補うことが出来るのです。
腎臓は「マメ」のような形をしていることでも知られています。 対をなしているため、それぞれの身体に通常は二つ存在しています。 横隔膜の下に位置しており、お腹の裏側に位置しています。
重さは約150g程度と考えられており、 12×6×3センチメートルくらいの大きさから出来ています。 一般的には、上記したように二つの腎臓があるため、 移植などで一つを失っても問題ありません。
ちなみに、牛や豚などの腎臓はホルモンとして食用にされることがあります。 日本ではあまりメジャーではないものの、マメという名称がつけられていて、 好んで食べる人も少なくありません。
特に欧米諸国においては、色々な人に食べられているのですが、 少し臭みがあることが殆どで、好き嫌いが分かれるかもしれません。