青汁が全国的に有名になったのは、1990年代になってからのことです。 テレビコマーシャルで「まずい!もう一杯」という印象的なセリフと共に、 一気にメジャーな存在となったわけですが、なぜ苦くマズイのでしょうか?
この最大の原因として挙げられるのが原材料です。 元祖原料といっても良い「ケール」は独特の苦みとクセがあるのが特徴です。
そのため、日本では調理して食べることも殆どありません。 ヨーロッパ諸国では加熱することで甘さを引き立てるようですが、 とても苦いという特徴から、生で食べることはないのです。
この野菜は緑黄色野菜の王様という別名があるほど栄養価に優れているというのが、 青汁の原材料として使われる大きな理由なのですが、 この苦味をそのまま再現してしまっていた初期の商品は苦く、 マズイと言われてしまっていたのです。
近年では上記のようなケールの商品だけではなく、明日葉や大麦若葉の商品が ポピュラーな存在になってきました。
そのため、味についても大きく改善されたものが続々と登場しています。 ケールにも他の原料をくわえることで美味しく仕上げるものが増えてきました。
サプリメントの粒状タイプも人気となっています。
しかし、粉末タイプのものでも青みが少しでも残っていると苦手・・・ という人もいるかもしれません。 そんな人は牛乳やヨーグルトを混ぜてみてください。 ちょっと抵抗があるかもしれませんが、甘さも強調されてとても美味しいです。
また、クッキーなどの焼き菓子にまぜて焼くのも美味しいですよ。 色々工夫すると、毎日飲むのも嫌ではなくなってきます。
私自身も最初は苦くて飲むのが辛かったのですが、色々と工夫していくなかで、 だんだんと青汁が好きになってきました。
先述したように、美味しいと感じることが出来る青汁を飲むのには、 原材料をしっかりと吟味する必要があるといって間違いありません。
レモンやハチミツなどの調味料としても使用できるようなものが配合されていれば、 味もかなり変わってきて美味しく感じることが出来るでしょう。
自分にとって美味しいかどうかは「継続摂取」のうえでも非常に重要です。 継続できるかどうかは、効き目が表れるかどうかにも関連するので、 その点も非常に大きなポイントになると考えられます。
原材料も味を左右する要素であるということを頭に入れておきましょう。
そのうえで、自分にぴったりの商品を見つけたい所です。 それさえできれば、きっと期待している効果を十分に実感することが出来るはずです。