最近では、青汁が健康維持や美容維持、病気予防に役立つ健康食品であることや、
その根拠が広く知られるようになりました。
そういった背景もあり、一般的に健康食品として知られるようになってから
高い人気を維持し続け、中高年だけでなく若い世代でも愛用する方が増えています。
野菜の栄養がぎっしり詰まった自然な健康食品ですので、
基本的にどんな方でも摂取できるのですが、
栄養素の豊富さゆえに摂取できない方もいます。
例えば特定の疾患がある場合に当てはまるのですが、
その疾患の病状を悪化させてしまう事もあるのです。
健康食品によって健康を害するということが起きないように、
飲用を避けるべき例をご紹介いたします。
●腎臓疾患のある方●
腎臓疾患がある場合はカリウム排出機能が十分ではないため、
カリウムを多く含む食品の摂取は避けるべきとされています。
青汁にはカリウムが豊富に含まれているケースが多いため、
飲用した場合は必ず医師への相談が必要になります。
これを守らないと【高カリウム血症】という病気を引き起こす可能性があり、
・手足のしびれ・不整脈・吐き気などの症状が起こります。
中にはカリウムの含有量が少ないものもありますので、
そういった商品を見つけて医師に相談してみるのが良いでしょう。
●ワルファリンの処方をされている方●
ワルファリンという医薬品を処方されている方も注意が必要です。
血栓ができないようにするための抗血液凝固剤なのですが、
ビタミンKが豊富に含まれている青汁はワーファリンの薬効を弱める作用がある為、
併用は望ましくないとされています。
こちらも、原材料によっては影響が出にくいこともありますので、
必ず医師に事前の確認をしましょう。
●食物アレルギーのある方●
特定の食物にアレルギーのある方で、
青汁に使用されている材料に対するアレルギーがある場合は注意が必要です。
最近の製品の中には、様々な食材の組み合わせで
相乗効果を得られるようにしてあるものも多いため、
主原料だけでなくそのほかの材料に関してもチェックが必要です。
また、アレルギー体質の方の場合は、
医師に相談してから摂取如何を決めたほうが良いでしょう。
上記に当てはまる方は、必ず医師に相談するようにしましょう。
また、上記以外の疾患で薬を処方されている場合も、
不安があるようであれば医師に相談することをおすすめします。
野菜で作られた健康食品ですので、
上記のようなケースを除けば非常に安全で安心なものです。
健康食品で健康を害することの内容に、
しっかりと事前の確認を行うようにしましょう。